- 2022年7月21日
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NTTドコモは2026年9月25日、料金プランの大規模な見直しを発表した。
2026年12月1日から「ahamo」を40GB・60GB・120GBの3段階制へリニューアルするほか、新料金プラン「ドコモ mini2」を提供する。
一方、新規受付を終了している「eximo」「irumo」「ギガホ」などを中心に月額料金も改定。プランによっては月額最大550円の値上げとなる。
今回の改定は、ドコモの料金体系そのものを再編する内容だ。特にahamoは、これまでの「30GB+大盛りオプション」という構成から大きく姿を変える。

今回もっとも大きく変わるのがahamoだ。
2026年12月1日以降は、毎月のデータ使用量に応じて料金が自動的に変わる3段階制へ移行する。
| データ利用量 | 月額料金(税込) |
|---|---|
| 40GB以下 | 3,135円 |
| 40GB超~60GB以下 | 4,125円 |
| 60GB超~120GB以下 | 5,115円 |
現在のahamoは月額2,970円で30GB、大盛りオプションを追加すると月額4,950円で110GB利用できる。
これに対して新ahamoでは、最小ステップの料金が月額3,135円となり、現行の通常料金からは165円上がる一方、基本データ容量は30GBから40GBへ拡大する。
また現在は「データ増量おためしキャンペーン」により通常30GBから40GBへ増量されているが、このキャンペーンは2026年11月30日で終了する予定だ。つまり12月以降は、キャンペーンではなく40GBが正式な基本容量になる。
新ahamoで注目したいのが、60GB・月額4,125円という新しい中間ステップだ。
これまでのahamoでは、30GBを超えて大容量通信をしたい場合、基本的には「大盛りオプション」を追加して110GBまで増量する形だった。
新プランでは、
40GBまで:3,135円
60GBまで:4,125円
120GBまで:5,115円
と細かく分かれる。
動画視聴やSNS、テザリングなどで40GBでは少し足りないものの、100GB以上は必要ないというユーザーにとって、60GBという選択肢が新たに用意されたことは大きな変更点といえる。
現行のahamo大盛りは月額4,950円のため、毎月60GB以内に収まるユーザーであれば、新料金では月額825円低い4,125円で利用できる計算だ。
料金体系の変更に伴い、現在提供されているahamo大盛りオプションは2026年11月30日をもって終了する。
契約中のユーザーも同日をもって自動的に終了となり、12月1日以降は新しい段階制料金へ移行する。
従来は月額1,980円を追加することでデータ容量を80GB増量できたが、新プランでは60GBを超えた時点で自動的に120GBまで利用できるステップ3へ移る。
つまり、これまでのように「今月は容量が足りないから大盛りを追加する」という操作は基本的に不要になる。
段階制になると気になるのが、意図せず次の料金ステップへ移ってしまうケースだ。
その対策としてドコモは、データ利用量を40GBまたは60GBで止められる「上限設定オプション」を提供する。
たとえば40GB上限を設定しておけば、40GBを超えて自動的に4,125円のステップ2へ移行することを防げる。
さらに、2026年11月1日時点でahamoを契約しており、大盛りオプションを利用していないユーザーについては、12月1日から40GBの上限設定が自動適用される。
既存ユーザーが知らないうちに段階制で料金が上がることを防ぐ仕組みだ。
海外利用についても変更が加えられる。
2026年12月1日から、ahamoをはじめ「ドコモ MAX」「ドコモ ポイ活 MAX」「ドコモ Biz データ無制限」では、海外で追加料金なしで利用できるデータ容量が最大30GBから40GBへ増量される。
海外出張や旅行先でスマートフォンを多用するユーザーには大きな強化となる。
さらに、新たに「海外データ通信日数追加オプション」も提供する。
ahamoでは従来、海外で最初にデータ通信を行ってから15日を経過すると通信速度が最大128kbpsに制限される仕組みがある。
新オプションでは、15日を超える長期滞在時でも1日(24時間)あたり980円を支払うことで、通常速度で海外データ通信を継続できるようになる。
ahamoの料金改定とあわせて、対象コンテンツサービスの利用料金に応じてdポイントを還元する「爆アゲ セレクション」も強化される。
たとえば、
など、複数サービスで還元率を引き上げる。
対象サービスでは最大25%のdポイント(期間・用途限定)還元となる。
動画や音楽のサブスクリプションを複数契約しているユーザーにとっては、通信料金だけでなくコンテンツ料金まで含めたトータルコストが重要になりそうだ。

同じく2026年12月1日から、データ通信量が比較的少ないユーザー向けに「ドコモ mini2」がスタートする。
料金体系は6GBと12GBの2段階制。
| データ利用量 | 通常料金(税込) | 最大割引適用後 |
|---|---|---|
| 6GBまで | 3,278円 | 858円 |
| 12GBまで | 4,598円 | 2,178円 |
「みんなドコモ割」「dカードお支払割」「ドコモ光セット割/home 5Gセット割」「ドコモでんきセット割」などを最大限適用すると、6GBまで月額858円で利用できる。
さらにファミリー割引を設定した家族同士では国内通話が24時間無料となる。
60歳以上のユーザーについては、通常月額1,980円の「かけ放題オプション」を月額990円で利用できる特典も用意される。
なお、現在提供されている「ドコモ mini」は2026年11月30日で新規受付を終了する。ただし、すでに契約しているユーザーは継続して利用可能だ。

一方で、今回の料金改定では値上げされる既存プランも多い。
ドコモは理由について、物価や人件費の上昇など事業環境の変化の中で、安定したサービスを継続するためとしている。
主な改定額は以下の通り。
| 対象プラン | 月額改定額 |
|---|---|
| eximo / eximoポイ活 | +550円 |
| 5Gギガホ / ギガホ系 | +550円 |
| OCNモバイルONE 30GB | +550円 |
| irumo 3GB / 6GB / 9GB | +330円 |
| 5Gギガライト / ギガライト系 | +330円 |
| OCNモバイルONE 10GB / 20GB | +220円 |
| ahamo | +165円相当 |
| irumo 0.5GB | +110円 |
このほか、はじめてスマホプラン、キッズケータイプラン、データプラス、ケータイプランなど複数の既存プランも料金改定の対象となる。
特にeximoは月額550円増となるため、現在契約しているユーザーにとって影響は小さくない。
さらにドコモは、2026年10月1日から「ドコモ MAX 60歳以上割」を提供する。
条件を満たす60歳以上のユーザーを対象に、最大3か月間、月額最大2,970円を割り引く。
各種セット割などを組み合わせた場合、1GB以下および条件によっては3GB以下の料金が月額858円からとなる。
ただし、この割引は最大3か月間の期間限定となっており、4か月目以降は通常の各種割引適用後料金へ移行する点には注意が必要だ。
今回の料金改定で特に大きいのは、ahamoが「定額+オプション」という仕組みから、利用量に応じて料金が変わる段階制へ移行することだ。
月40GB以下のユーザーにとっては月額料金が165円上昇する一方、基本容量は30GBから40GBへ増える。
さらに40GBを少し超えるユーザー向けに60GB・4,125円という新たな中間ステップが設けられ、ヘビーユーザーは最大120GBまで5,115円で利用できる。
一方、eximoや旧ギガホ、irumoなど既存プランでは月額料金そのものが引き上げられるため、現在ドコモ回線を利用しているユーザーは、自分の契約プランと毎月のデータ使用量を一度確認しておいた方がよさそうだ。
新しいahamo、ドコモ mini2、既存料金プランの改定はいずれも2026年12月1日から。
スマートフォンの通信料金を見直す大きなタイミングになりそうだ。
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