【BMPCC6K電源強化】SmallRig VB99 Liteを導入。99WhのミニVマウントバッテリーを開封レビュー

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Blackmagic Pocket Cinema Camera 6K、いわゆるBMPCC6Kを現場で使っていると、どうしても避けて通れないのが電源まわりの問題です。

Blackmagic Pocket Cinema Camera 6K

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映像の質感、RAW収録の自由度、シネマカメラらしい画づくり。
BMPCC6Kには今でも強い魅力があります。
一方で、長時間撮影やイベント収録、屋外ロケで使うとなると、内蔵バッテリーだけでは心もとない場面が少なくありません。

そこで今回、RE EARTH TVではBMPCC6K用の外部電源として、SmallRig VB99 Lite ミニVマウントバッテリーを導入しました。

容量は99Wh。USB-C PDによる65W急速充電にも対応し、D-Tap、USB-C、USB-A、BPインターフェースを備えたコンパクトなVマウントバッテリーです。SmallRig公式でも、LG製セル、8層保護のBMS、BP/D-Tap/USB-C/USB-Aの4系統ポート、65W PD、約550gの軽量設計が特徴。

今回はまず、開封から外観、端子類、重量感までをチェックしていきます。BMPCC6Kへの実際の取り付けや運用感は、後続の記事で詳しく紹介します。

SmallRig VB99 Liteとは。BMPCC6K用電源としてちょうどいい99Whクラス

今回導入したのは、SmallRig VB99 Lite ミニVマウントバッテリー 5245です。

Vマウントバッテリーというと、大型のシネマカメラや業務用カメラの背面に装着する、やや大きめのバッテリーをイメージする人も多いはずです。ただ、近年はミラーレス機やBMPCCシリーズのような小型シネマカメラ向けに、ミニVマウントバッテリーという選択肢がかなり現実的になってきました。

VB99 Liteはその中でも、かなり扱いやすいサイズ感のモデルです。

BMPCC6K用として見ると、ポイントは大きく3つあります。

99Whという容量、D-Tap出力、そしてミニサイズ。

とくに99Whクラスは、撮影現場での実用性と持ち運びやすさのバランスが良い容量帯です。大容量すぎると重くなり、軽量すぎると撮影時間に不安が残る。その間を狙った、まさに小型シネマカメラ向けの現実解という印象です。

パッケージはかなりシンプル。SmallRigらしい実用品感

パッケージは、SmallRig製品らしいクラフト紙ベースのシンプルなデザインです。

派手な装飾はなく、製品イラストと「VB99 Lite Power Bank」の表記が中心。撮影機材というより、業務用アクセサリーらしい無駄のなさがあります。

箱を開けると、本体は専用の緩衝材に収められており、バッテリー本体、説明書類が同梱されていました。

高価なカメラ本体やモニターに給電する製品なので、梱包の安心感は地味に大事です。
開封時点での印象としては、必要十分。
過剰包装ではないものの、輸送時に本体が暴れにくい構造になっており、現場機材としての割り切り方がうまいと感じました。

本体デザイン。前面の「99」がかなり印象的

本体はブラック基調。前面にはSmallRigロゴと、大きく薄く入った「99」の数字が配置されています。

この「99」は、99Whクラスであることを視覚的に伝えるデザイン。
主張はあるものの、トーンが抑えられているため、BMPCC6Kやリグまわりに組み込んでも浮きにくい印象です。

表面には斜めのテクスチャが入っており、単なる黒い箱ではなく、光が当たったときにうっすらと質感が出ます。
指紋や細かな擦れは多少目立つ可能性がありますが、マット寄りの仕上げで、撮影機材としてはかなり扱いやすい外観です。

小さいのに、ちゃんと“プロ機材感”がある。

第一印象をひと言でまとめるなら、そこです。

実測重量は566g。BMPCC6Kリグに載せても現実的な重さ

今回、手元のキッチンスケールで重量を測ってみたところ、表示は566gでした。

公称値とは測定環境や個体差で多少の差が出るものの、実測でも600gを下回る重量感です。
これはかなり好印象です。

BMPCC6Kは、ケージ、SSD、マイク、モニター、レンズなどを組み合わせると、どうしてもシステム全体が重くなりがちです。
そこにVマウントバッテリーを追加する場合、重さが増えすぎると手持ち撮影の負担が一気に増します。

VB99 Liteは、Vマウントバッテリーとして見ればコンパクト。
BMPCC6Kの外部電源として組み込む場合も、“重くなるけど、許容できる範囲”に収まりやすいサイズ感です。

特に三脚運用、ショルダーリグ、固定撮影、イベント収録であれば、この重量増はかなり受け入れやすいはずです。

USB-C IN/OUTとUSB-A OUTを搭載。カメラ以外の給電にも使いやすい

側面には、USB-CとUSB-Aのポートが配置されています。

USB-CはIN/OUT対応。つまり、VB99 Lite本体の充電にも使えますし、対応機器への給電にも使えます。
最大65WのPD入出力に対応しているため、撮影現場ではカメラ周辺機器だけでなく、スマートフォンやタブレット、場合によってはノートPCまわりの補助電源としても活用できます。

USB-Aも搭載されているため、ワイヤレスマイクの受信機、スマートフォン、周辺アクセサリーなど、USB-Aケーブルを使う小物への給電にも対応できます。

BMPCC6K用として導入したバッテリーではありますが、実際の現場ではカメラだけに電源を使うわけではありません。
モニター、スマホ、ライト、ワイヤレス伝送、音声機器。細かな電源需要が常に発生します。

そう考えると、VB99 Liteは単なるカメラ用バッテリーではなく、撮影現場の小型電源ハブとしても使える存在です。

D-TapとBPインターフェースを搭載。BMPCC6K運用の本命はここ

BMPCC6K用の外部電源として考えるなら、やはり重要なのはD-Tap出力です。

後続記事で紹介する「SmallRig D-TAP – BMPCC 4K/6K コイル電源ケーブル 4761」を使い、VB99 LiteからBMPCC6Kへ給電する想定です。

本体にはD-Tapポートが搭載されており、端子部にはカバーも付いています。使用しないときに端子を保護できるのは、ロケ機材としてかなり安心感があります。

さらに背面にはVマウント接続部、BPインターフェースが配置されています。
ミニVマウントプレートや対応アクセサリーと組み合わせることで、BMPCC6Kのケージやリグに組み込める設計です。

このあたりは、単体で眺めているだけでは完成しません。

VB99 Liteは、あくまでリグに組み込んで初めて真価を発揮するバッテリーです。
次回以降の記事では、SmallRigのミニプレートやD-Tapケーブルを使い、実際にBMPCC6Kへどう取り付けるのかを詳しく見ていきます。

残量表示はLED式。シンプルだが現場では見やすい

前面上部には、バッテリー残量を確認するためのLEDインジケーターとタッチボタンが配置されています。

数値で細かく確認できるOLEDディスプレイではなく、今回の個体は5段階LED表示で残量を確認するタイプです。

個人的には、BMPCC6K用の外部電源として使うなら、この割り切りは悪くありません。

撮影中に必要なのは、残り容量を1%単位で眺めることよりも、今どれくらい余裕があるのかを瞬時に把握できることです。
LED式なら、カメラ横やリグ背面に取り付けた状態でもパッと確認しやすい。シンプルなぶん、操作に迷いにくいのも利点です。

側面の造形と質感。ミニサイズでも安っぽさはない

横から見ると、VB99 Liteのボディはかなりコンパクトです。

ただし、単に小さいだけではありません。側面にはリブ状の加工が入り、グリップ感とデザイン性を両立しています。
手に持ったときの収まりもよく、持ち運び時に滑りにくい印象です。

もちろん金属筐体のような剛性感とは違います。素材は軽量性を重視した印象で、チープさは感じませんでした。

むしろBMPCC6Kのように、ケージやSSDホルダー、外部モニターを組み合わせて使うカメラには、これくらい軽量で角の丸いバッテリーのほうが扱いやすいです。
バッグへの収納、リグへの取り回し、手持ち時の干渉。そのすべてを考えると、小型軽量であること自体が機能になります。

BMPCC6K用としての第一印象。これはかなり相性が良さそう

今回の開封時点で感じたのは、VB99 LiteはBMPCC6K用としてかなり相性が良さそうだということです。

理由はシンプルです。

容量があり、D-Tapが使え、サイズが大きすぎない。

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BMPCC6Kは画づくりの自由度が高い一方で、運用面ではそれなりに周辺機器が必要になります。
外部SSD、外部モニター、マイク、ケージ、場合によってはワイヤレス映像伝送。そこに電源まで複雑になると、撮影のテンポが落ちます。

VB99 Liteは、その電源まわりをかなりシンプルにしてくれそうです。

特に、D-TapからBMPCC6Kに給電しつつ、USB-CやUSB-Aで周辺機器も補助できるのは大きなメリット。
99Whという容量も、日常的な撮影からイベント収録まで幅広く使いやすいラインです。

まだ実際の連続駆動時間までは検証していませんが、開封と外観チェックの段階では、BMPCC6Kを本格的に現場運用するための土台としてかなり期待できるバッテリーです。

気になったポイント。単体では完結しないため、取り付けアクセサリーは必須

一方で、VB99 LiteをBMPCC6K用に導入する場合、バッテリー単体だけでは完結しません。

カメラへ取り付けるためには、Vマウントバッテリープレートが必要です。BMPCC6Kへ給電するには、D-TapからBMPCC4K/6K用の電源入力へ接続するケーブルも必要になります。

つまり、VB99 Liteは買って終わりではなく、プレートとケーブルまで含めてシステムとして考える機材です。

今回の記事では、あくまでバッテリー本体の開封とファーストインプレッションに絞っています。
次回の記事では、SmallRigの「Vマウントバッテリー用ミニプレート 2987」を使い、実際にどう取り付ける準備を進めるのかを紹介します。

まとめ。BMPCC6Kを“現場で使うカメラ”にするための第一歩

SmallRig VB99 Liteを開封してまず感じたのは、BMPCC6Kの弱点を現実的に補ってくれそうな電源ソリューションだということです。

99Whの容量、65W PD対応のUSB-C、D-Tap、USB-A、BPインターフェース。
撮影現場で必要になる電源まわりを、かなりコンパクトな筐体にまとめています。

実測重量は566g。Vマウントバッテリーとしては扱いやすく、BMPCC6Kのリグに組み込む前提でも、現実的なサイズと重さに収まっています。

もちろん、これ単体でBMPCC6Kへ装着できるわけではありません。
ミニプレートやD-Tapケーブルなど、周辺アクセサリーとの組み合わせが必要です。

ただ、開封時点での印象はかなり良好です。

BMPCC6Kを短時間撮影用のカメラではなく、イベント収録やロケ、作品撮りにも安心して持ち出せるカメラにする。
その第一歩として、SmallRig VB99 Liteはかなり有力な選択肢になりそうです。

次回は、SmallRig Vマウントバッテリー用ミニプレート 2987を使い、VB99 LiteをBMPCC6Kのリグに取り付けるためのアクセサリー編を紹介します。

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RE EARTH TV編集部

RE EARTH TV編集部です。 RE EARTH TVの各種情報全般をお届けします。

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