【Xiaomi 18 Pro / Pro Max正式発表】ライカ“デュアル2億画素”×最大8500mAh。2nm Snapdragon搭載

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Xiaomiは2026年9月23日、中国で開催した秋季新製品発表会において、フラッグシップスマートフォン「Xiaomi 18 Pro」「Xiaomi 18 Pro Max」を正式発表した。

今回のXiaomi 18 Proシリーズでは、Qualcommの最新2nm世代SoCを世界初搭載。さらに、Leica(ライカ)と共同開発した2億画素メインカメラ+2億画素ペリスコープ望遠カメラを採用し、シリーズとして大幅なカメラ強化が行われている。

バッテリー容量もXiaomi 18 Proが7000mAh、上位モデルのXiaomi 18 Pro Maxでは8500mAhまで大型化。カメラユニット横には前世代から引き続きリアディスプレイを備えるが、今回はAI機能やアプリカードなどにも対応する「AI百変背屏」へ進化した。

中国での価格は、Xiaomi 18 Proが5,999元から、Xiaomi 18 Pro Maxが6,999元から

現時点で日本での発売時期・価格については発表されていない。

Xiaomi 18 Proシリーズ、2つのサイズで登場

Xiaomi 18 Proシリーズは、コンパクト寄りのXiaomi 18 Proと、大画面・大容量バッテリーを搭載するXiaomi 18 Pro Maxの2モデルで展開される。

主な仕様は以下の通り。

Xiaomi 18 ProXiaomi 18 Pro Max
メインディスプレイ約6.4インチ約6.9インチ
解像度2436×11202624×1208
リフレッシュレート最大120Hz最大120Hz
SoCSnapdragon 8 Elite Gen 6Snapdragon 8 Elite Extreme Gen 6
メインカメラ2億画素2億画素
超広角5000万画素5000万画素
ペリスコープ望遠2億画素2億画素
フロントカメラ5000万画素5000万画素
バッテリー7000mAh8500mAh
有線充電100W100W
ワイヤレス充電50W50W
リアディスプレイ約2.7インチ約2.9インチ
防塵・防水IP66 / IP68 / IP69IP66 / IP68 / IP69

スペック上で大きく異なるのは、ディスプレイサイズ、SoC、バッテリー容量の3点。

カメラシステムについては、基本的に両モデル共通となっている。

世界初、2nm世代「Snapdragon 8 Elite Gen 6」を搭載

Xiaomi 18 Proシリーズ最大のトピックのひとつが、Qualcommの新世代フラッグシップSoCだ。

Xiaomi 18 ProにはSnapdragon 8 Elite Gen 6、Xiaomi 18 Pro Maxにはさらに上位となるSnapdragon 8 Elite Extreme Gen 6を搭載する。

いずれも最新の2nmプロセスを採用したモバイルプラットフォームで、Xiaomi 18 Proシリーズが世界初搭載モデルとなる。

Xiaomi 18 Proに搭載されるSnapdragon 8 Elite Gen 6では、CPUの最高動作クロックが5GHzに到達。Xiaomiの発表ではGPU性能やAI推論性能、電力効率についても前世代から向上したとしている。

スマートフォン用SoCが2nm世代へ移行することで、単純なピーク性能だけでなく、高負荷撮影やゲーム、オンデバイスAIを長時間動作させた際の電力効率も重要なポイントとなりそうだ。

Leica「デュアル2億画素」システムを採用

カメラは今回、大きく強化された。

Xiaomi 18 Pro / Pro Maxともに、

・2億画素メインカメラ
・5000万画素超広角カメラ
・2億画素ペリスコープ望遠カメラ

による3眼構成を採用する。

特に注目したいのが、メインと望遠の2つのカメラを2億画素化した点だ。

メインカメラには1/1.28インチセンサー、ペリスコープ望遠には1/1.56インチセンサーを採用。いずれもLeicaと共同で光学チューニングが行われている。

望遠カメラは約3.2倍の光学系を採用し、最短約12cmのテレマクロ撮影にも対応する。

高画素化によってクロップ耐性を確保しつつ、メインだけでなく望遠側にも比較的大型のセンサーを投入していることから、Xiaomi 18 Proシリーズではズーム領域を含めた画質の底上げが狙われているとみられる。

スマートフォンカメラで「2億画素」という数字自体は珍しくなくなったものの、メインとペリスコープ望遠の両方を2億画素化した構成は、今回のXiaomi 18 Proシリーズを象徴する仕様と言える。

AIで「カメラらしいボケ」を生成する新しい撮影機能

Xiaomiは新たに「传奇一瞬」と呼ばれる大規模AIモデルを利用した撮影機能も導入する。

端末のカメラから得られた情報をAIで処理することにより、被写体と背景の関係を解析し、光学レンズで撮影したような自然なボケや立体感を再現することを狙った機能だ。

スマートフォンのポートレートモードでは、これまでも人物や物体の輪郭を検出して背景をぼかす処理が一般的だった。

今回Xiaomiが強調しているのは、単に背景をぼかすのではなく、レンズによる被写界深度やボケの質感そのものをAIで再現するというアプローチである。

ライカ監修の光学系に加えてAI処理まで強化することで、ハードウェアとコンピュテーショナルフォトグラフィーの両面からカメラ性能を引き上げる。

映像制作で気になる「Open Gate」対応も報告

動画撮影についても興味深い情報がある。

発表後、一部の中国メディアではXiaomi 18 ProシリーズがOpen Gate(オープンゲート/片門全開)撮影に対応すると報じられている。

Open Gateは、動画撮影時にイメージセンサーの横16:9部分だけを使用するのではなく、センサーのより広い領域を使って映像を記録する方式だ。

撮影後に16:9のYouTube動画、9:16のYouTube ShortsやInstagram Reels、1:1などへ切り出しやすくなるため、1回の撮影素材から複数のフォーマットを制作する場合に相性が良い。

近年はミラーレスカメラでも採用例が増えている機能であり、スマートフォンでもOpen Gate撮影が利用できるようになれば、映像制作用カメラとしての自由度は大きく高まる

ただし、Open Gateにおける最大解像度、フレームレート、Log撮影との併用可否など、詳細な動画仕様については今後の正式な仕様公開を待ちたい。

最大8500mAh。「金沙江バッテリー」を搭載

バッテリーも大幅に大型化された。

Xiaomi 18 Proは7000mAh、Xiaomi 18 Pro Maxは8500mAhの「金沙江バッテリー」を搭載する。

Xiaomiによると、新世代バッテリーではシリコン含有率を32%まで高めており、端末サイズを極端に大型化させることなく容量アップを実現したとしている。

充電は両モデルともに、

・100W有線急速充電
・50Wワイヤレス充電

に対応する。

特にXiaomi 18 Pro Maxの8500mAhという容量は、一般的なフラッグシップスマートフォンとしては非常に大きい。

高性能SoCや高輝度ディスプレイ、カメラを長時間使用するユーザーにとって、大容量バッテリーは単なるスペック上の数字以上に実用性へ直結するアップデートとなる。

背面ディスプレイは「AI百変背屏」へ進化

Xiaomi 18 Proシリーズでは、カメラユニット横に配置されたリアディスプレイも継続された。

Xiaomi 18 Proは約2.7インチ、Pro Maxは約2.9インチのOLEDリアディスプレイを搭載する。

今回の背面ディスプレイは単なる時計や通知表示だけではなく、AI機能を組み合わせた「AI百変背屏」として機能を拡張。

100種類以上のアプリカードが用意され、

・タイマー
・水分補給リマインダー
・タスク表示
・単語学習
・情報通知
・ミニゲーム
・AI生成壁紙

などをリアディスプレイ上で利用できる。

さらにリアディスプレイを使ってメインカメラの映像を確認できるため、2億画素メインカメラを使ったセルフィー撮影も可能だ。

カメラ映像を確認しながらジェスチャーによってシャッターを切る機能も用意されており、Vlogや自撮り用途では実用性の高い装備になっている。

メインディスプレイにはハードウェア防窥機能

ディスプレイには、新しいM11発光システムと「Super Pixel 2.0」を採用。

さらに特徴的なのが、ハードウェアレベルのプライバシー表示機能だ。

一般的なプライバシーフィルターとは異なり、ディスプレイそのものの表示特性を制御することで、正面からは通常通り画面を確認できる一方、斜め方向から内容を確認しにくくする。

公共交通機関やカフェなど、人が密集した場所でスマートフォンを使用する際には実用的な機能となりそうだ。

両モデルともベゼル幅は最狭部0.99mm。4辺をほぼ均等に細くしたデザインも採用されている。

IP66・IP68・IP69、防塵防水やUWBにも対応

Xiaomi 18 Proシリーズは基本性能も強化されている。

両モデルともIP66 / IP68 / IP69相当の防塵・防水性能を備えるほか、3D超音波式ディスプレイ指紋認証、UWB(Ultra Wide Band)にも対応する。

また、新しいX軸リニアモーターを採用。

Xiaomi 18 Proには7514リニアモーター、Pro Maxにはより大型の0916Cリニアモーターを搭載し、ゲーム操作やUIでの振動フィードバックも強化されている。

Pro Maxではオーディオも強化され、3スピーカー構成を採用する。

中国価格はXiaomi 18 Proが5,999元から

中国市場での価格は以下の通り。

Xiaomi 18 Pro

12GB+256GB:5,999元
12GB+512GB:6,999元
16GB+512GB:7,999元
16GB+1TB:8,999元

Xiaomi 18 Pro Max

12GB+256GB:6,999元
12GB+512GB:7,999元
16GB+512GB:8,999元
16GB+1TB:9,999元

中国では発表と同時に販売が開始されている。

また、一部モデルには赤を基調とした透明デザインの特別仕様も設定されている。

なお、中国価格は現地市場向けの価格であり、グローバル版や日本版が登場した場合の販売価格とは異なる可能性がある。

日本発売は現時点で未発表

2026年9月24日時点では、Xiaomi 18 Pro / Xiaomi 18 Pro Maxの日本発売について正式発表は行われていない

一方で、XiaomiはXiaomi 18 Proシリーズについて年内のグローバル市場展開を予定していることが報じられており、中国国外への投入も計画されている。

どのモデルがグローバル市場へ投入されるのか、日本市場が対象となるのかについては今後の発表を待つ必要がある。

まとめ|“カメラフォン”からさらに映像制作機へ

Xiaomi 18 Proシリーズは、最新SoCを搭載しただけの世代更新ではない。

2nm Snapdragon、ライカ2億画素メイン+2億画素望遠、最大8500mAhバッテリー、AI対応リアディスプレイ、ハードウェア防窥ディスプレイと、主要コンポーネントがまとめてアップデートされた。

中でもカメラは今回の大きなポイントだ。

メインカメラだけでなく望遠まで2億画素化し、大型センサーを採用。さらにAIによる画像処理を組み合わせることで、スマートフォンカメラの方向性が「高画素化」だけではなく、レンズ・センサー・AIをひとつの撮影システムとして設計する段階へ入っていることが分かる。

さらにOpen Gate撮影が正式な製品仕様として広く利用できるのであれば、YouTube、Shorts、Instagramなど複数フォーマットへの展開を前提とするクリエイターにとっても興味深い。

Xiaomi 18 Proは6.4インチサイズに7000mAhとデュアル2億画素カメラを詰め込んだ小型フラッグシップ。

一方、Xiaomi 18 Pro Maxは6.9インチディスプレイ、Snapdragon 8 Elite Extreme Gen 6、8500mAhバッテリーを組み合わせたシリーズ最上位モデルとなる。

日本投入の有無を含め、今後のグローバル展開にも注目したい。

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