- 2022年7月25日
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Google Pixelシリーズで、2026年9月のソフトウェアアップデート適用後に「動作が重くなった」「スクロールがカクつく」「アプリがフリーズする」といった報告が相次いでいる。
SNS上ではPixel 7、Pixel 8、Pixel 9、Pixel 10シリーズなど、複数世代のユーザーから同様の声が上がっているほか、一部ではPINやパターンによるロック解除が正常にできなくなるという、より深刻な事例も確認されている。
一方で、アップデート後も問題なく利用できているユーザーも多い。現時点でGoogleは、9月アップデートによって広範な性能低下が発生しているとは公式に発表しておらず、すべてのPixelで発生する不具合ではない点には注意が必要だ。
Googleは2026年9月15日から、Android 17を搭載する対応Pixelシリーズを対象に、9月の月例ソフトウェアアップデートを段階的に配信している。
対象にはPixel 6シリーズからPixel 10シリーズまで幅広い機種が含まれ、Googleによれば今回の更新ではアプリのクラッシュ、ゲーム中のカクつきや発熱、システムが応答しなくなる問題など、多数の不具合修正が行われている。
主な修正内容として、
などが修正された。
本来はPixelの安定性やパフォーマンスを改善するためのアップデートだ。
しかし、そのアップデートを適用した一部ユーザーから、別のパフォーマンス問題を訴える声が出ている。
RedditのGoogle Pixelコミュニティでは、9月アップデート適用後から、
「スクロールが明らかにカクつく」
「アプリ切り替え時に引っかかる」
「タッチしてから反応するまで遅れる」
「アップデート前は問題なかった」
といった報告が複数投稿されている。
Pixel 10 Proユーザーからは、アップデート後に断続的なカクつきや動作遅延が増えたとの投稿があり、コメント欄ではPixel 8 ProやPixel 7a、Pixel 9などを使用するユーザーからも同様の症状が報告されている。
またPixel 9 Proでは、Reddit、Google Maps、Google Weather、Chromeなど特定アプリに限らず端末全体でタッチ操作やスクロールが重くなるという報告も出ている。
再起動によって一時的に改善したとの声がある一方、再起動しても症状が戻ってくるケースもあるようだ。
報告は比較的新しいPixelだけに限らない。
Pixel 7ユーザーからは9月アップデート後、RedditやInstagramのスクロール、YouTubeの動画再生、通知パネルの表示などでこれまでになかったフレーム落ちやカクつきが発生するようになったとの投稿が確認されている。
Pixel 8でも、
「Instagramやブラウザが遅い」
「突然30秒ほど完全に固まる」
「アニメーションが引っかかる」
といった声が上がっている。
Pixel 7〜10世代まで複数の機種から似た症状が報告されている点は気になるところだ。
ただし、同じスレッド内でも「アップデート後も問題ない」「むしろ以前より滑らかになった」との投稿も確認できる。
現時点では全ユーザーに共通する問題ではなく、端末の利用環境やインストールされているアプリなど、複数の条件が関係している可能性も考えられる。
9月22日に投稿されたPixel 8aユーザーからは、アップデート後に複数のアプリがクラッシュし、端末の動作が遅くなったほか、以前より本体が熱くなるとの報告も出ている。
コメント欄ではPixel 8系やPixel 10系でも似た症状を経験しているとの声が確認できる。
もっとも、Googleの9月アップデート自体には、グラフィック負荷の高いタスクで発生していたゲームの遅延、フレームレートの乱れ、端末温度上昇を修正する内容も含まれている。
そのため「9月アップデートによって発熱問題が新たに発生した」と現段階で断定することはできない。
より深刻なのが、ロック画面を正常に解除できなくなるという報告だ。
Pixel 10 Pro XLユーザーからは9月アップデート後、それまで使用していたパターンロックを入力しようとすると、2つ目の点を通過したところで入力がリセットされ、パターンを最後まで描けない症状が報告されている。
端末の再起動やセーフモード、USBマウスの接続などを試しても改善せず、最終的には初期化を行ったとしている。
Android Authorityもこの問題を取り上げており、Pixel 8aではPIN入力に関係する別の症状も報告されているという。
ただし、ロック解除問題については現時点で報告数が非常に限られており、広範囲で発生している不具合とは確認されていない。
Googleは影響を受けたユーザーへ個別に連絡を取っているものの、記事執筆時点で正式な原因説明や修正版の発表は行っていない。
9月アップデート後の動作遅延について投稿されたRedditスレッドには、「Pixel Support Team」を名乗る公式サポートアカウントから、問題を詳しく確認するためユーザーへ連絡したとのコメントも投稿されている。
少なくともGoogle側が一部報告を認識し、ユーザーから詳細情報を収集している様子は確認できる。
一方でGoogleは現段階で、
「2026年9月アップデートに広範囲なパフォーマンス低下を引き起こす不具合が存在する」
とは公式発表していない。
今後の追加アップデートやGoogle Playシステムアップデートなどで改善されるか注目したい。

9月アップデート後からPixelの動作が明らかに遅くなった場合、まずは端末の初期化ではなく、基本的な対処から試したい。
まず、
などが候補となる。
Redditでは再起動によって一時的に改善したとの報告もあるが、再びカクつきが発生したというユーザーもいるため、確実な解決策が確立しているわけではない。
また端末が異常に熱くなっている場合、Googleは負荷の高いアプリを終了し、端末の温度が下がった後に再起動することを案内している。
動作が重くなったからといって、すぐにPixelを初期化することはおすすめしにくい。
実際にPixel 10 Proで工場出荷状態への初期化を行っても、動作遅延が改善しなかったというユーザー報告もある。
もしソフトウェア側に原因が存在する場合、端末を初期化しても同じ症状が再発する可能性がある。
ただしロック解除そのものができなくなったケースでは、最終手段として初期化が必要になった事例も報告されている。
重要な写真やデータが入っているPixelを使用している場合は、万が一に備えてGoogle OneやGoogleフォトなどへのバックアップ状況を確認しておくと安心だ。
今回興味深いのは、Googleの9月アップデートがもともとクラッシュ、カクつき、発熱、システムフリーズなどを改善する目的で配信されたにもかかわらず、更新後に似た症状を訴えるユーザーが現れている点だ。
Pixel 7、Pixel 8、Pixel 9、Pixel 10シリーズと、異なる世代から報告が確認されていることから、今後の動向は注視する必要がありそうだ。
一方で、アップデート後も問題なく動作しているPixelも多数存在しており、現時点では「9月アップデートを入れると必ず不具合が発生する」という状況ではない。
Googleから正式な原因説明や追加アップデートが発表された場合は、本記事でも随時情報を更新したい。
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