【Notta Memo Pro予約開始】電話・対面を自動認識、Wi-Fiで録音を自動同期。AMOLED搭載で2万9,700円

Nottaは、新型AIボイスレコーダー「Notta Memo Pro」の予約受付を、2026年9月28日よりNotta公式ECストアで開始した。
販売価格は29,700円(税込)。正式発売日は10月13日で、発売後はNotta公式ECストアに加え、Amazonおよび楽天市場でも販売される予定だ。
Notta Memo Proは、従来モデル「Notta Memo」のハードウェアとソフトウェアを刷新した上位モデル。電話と対面の録音シーンを自動認識する機能や、Wi-Fiを利用した録音データの自動同期、0.95インチAMOLEDカラーディスプレイ、64GBストレージなどを新たに搭載する。
単に「会話を録音して文字に起こす」だけではなく、記録した情報をAIで整理し、共有や検索、資料作成など次の業務につなげることを意識したモデルとなっている。
- 1. 電話と対面を自動認識。録音モードの切り替えが不要に
- 2. オフィスに戻るだけ。録音データをWi-Fiで自動同期
- 3. 0.95インチAMOLEDを新搭載。録音状態が見える
- 4. ストレージは32GBから64GBへ倍増
- 5. 「ここ重要」を録音中にワンタッチでマーク
- 6. 録音後は「Notta Brain」で情報を仕事へ変える
- 7. 録音データはAES-256で暗号化。クラウドは東京リージョン
- 8. Notta MemoとNotta Memo Proの違い
- 9. 毎月600分の文字起こしが使える「Nottaハードウェアプラン」
- 10. 価格は29,700円。10月13日正式発売
- 11. 「録音する道具」から「会話を仕事につなげる端末」へ
電話と対面を自動認識。録音モードの切り替えが不要に

Notta Memo Proで大きく変わったポイントのひとつが、電話と対面の録音シーンを自動的に認識する機能だ。
従来のNotta Memoでは、電話と対面会議など利用シーンに応じて録音モードを手動で切り替える必要があった。
Notta Memo Proでは、この操作を自動化。ユーザーが録音方法を意識することなく、会話そのものに集中できる設計へ進化した。
商談や取材、打ち合わせなど、突然重要な話が始まる場面では、録音前の操作を減らせることは実用面で大きなメリットになりそうだ。
オフィスに戻るだけ。録音データをWi-Fiで自動同期

もうひとつの大きな変更が、録音データの自動クラウド同期だ。
あらかじめ自宅やオフィスなどのWi-Fiを「信頼済みネットワーク」として登録しておけば、Notta Memo ProがそのWi-Fi環境に戻った際、録音データを自動的にNottaへアップロードする。
従来モデルのように、録音後にスマートフォンアプリを開いて手動で転送する必要がなくなる。
たとえば外出先で商談を録音し、会社へ戻る。すると録音データが自動同期され、その後の文字起こしやAIによる整理へつなげられる。
「録音する→データを移す」という作業そのものを意識させないワークフローが、Memo Proの特徴と言える。
なお、自動クラウド同期で利用できるWi-Fiは2.4GHz帯。5GHz帯のみのネットワークには対応しないため、この点には注意したい。
0.95インチAMOLEDを新搭載。録音状態が見える

本体には新たに、0.95インチのAMOLEDカラーディスプレイを搭載した。
従来モデルはモノクロ表示だったが、Memo Proでは録音状態やバッテリー残量、ストレージ容量、BluetoothやUSBの接続状態などをディスプレイ上で確認できる。
録音中は「REC」と録音時間に加えて、入力されている音声を示すレベルメーターも表示されるため、レコーダーとしての状態確認もしやすくなった。
本体サイズは77.2×56×3.9mm。薄型カードサイズのデザインを維持しながら、ディスプレイを含めた操作性を強化している。
ストレージは32GBから64GBへ倍増
内蔵ストレージも大幅に強化された。
従来のNotta Memoが32GBだったのに対し、Notta Memo Proでは64GBへ倍増している。
Wi-Fiによる自動同期に対応しているため、基本的にはクラウドとの連携を前提とした製品だが、外出先で複数の商談や取材を続けて録音するような用途でも、ストレージ容量に余裕を持たせやすくなった。
接続方式はUSB-C、Web USB、Bluetooth 5.4、Wi-Fiに対応する。
特に充電・データ転送端子については、従来モデルで採用されていた専用マグネットケーブルから、一般的なUSB-Cへ変更された。普段利用しているUSB-Cケーブルをそのまま使用できるのも実用上の改善点だ。
「ここ重要」を録音中にワンタッチでマーク

Notta Memo Proでは、本体のRECボタンを利用した重要発言のマーキング機能も追加された。
会議や商談中に重要だと感じた場面でRECボタンを短く押すと、そのタイミングをマークできる。
録音自体は停止せず、そのまま継続。データをNottaへ同期すると、マークした部分がブックマークとして表示され、該当する音声や文字起こしへ素早く戻れる仕組みだ。
1時間の会議を最初から聞き直すのではなく、意思決定や金額、締め切りなど重要な発言だけをその場で記録しておけるのは、ビジネス用途で特に便利な機能になりそうだ。
録音後は「Notta Brain」で情報を仕事へ変える
Notta Memoシリーズの特徴は、ハードウェア単体だけで完結するレコーダーではなく、NottaのAIプラットフォームと組み合わせて利用できる点にある。
録音した会話は文字起こしやAI要約を行ったうえで、Notta上から検索・整理・共有が可能。
さらにAIエージェント「Notta Brain」を利用すれば、保存された会議記録や資料を横断して分析し、要点抽出、情報整理、レポート作成、プレゼンテーション資料の作成などへ発展させることができる。
たとえば商談後に、
「今回の決定事項をまとめる」
「次回までのToDoを抽出する」
「この内容をプレゼン資料にする」
といった処理へつなげることができる。
Notta BrainではAIによる回答をWordや画像、PowerPoint形式へ変換する機能も用意されている。
録音→文字起こし→要約で終わるのではなく、その会話から次に必要な成果物を作る。
Notta Memo Proでは、この一連の流れをよりシームレスにつなげる方向へ進化している。
録音データはAES-256で暗号化。クラウドは東京リージョン
会議や商談を記録するデバイスだけに、セキュリティも重要になる。
Nottaによると、Notta Memo Pro本体に保存される録音データにはAES-256暗号化を採用。
クラウドへアップロードされた録音データや文字起こしデータは、日本国内の東京リージョンに保存されるとしている。通信時・保存時の暗号化やアクセス制御も行われる。
社内会議や顧客との商談など、機密性の高い会話を取り扱うことを前提とした仕様になっている。
Notta MemoとNotta Memo Proの違い
主な変更点をまとめると以下の通り。
| Notta Memo | Notta Memo Pro | |
|---|---|---|
| ディスプレイ | モノクロ | 0.95インチAMOLEDカラー |
| ストレージ | 32GB | 64GB |
| 電話/対面モード | 手動切替 | 自動認識 |
| データ同期 | アプリから手動転送 | 信頼済みWi-Fiで自動同期 |
| 充電・転送 | 専用マグネットケーブル | USB-C |
| PC転送 | ― | Web USB対応 |
| Bluetooth | ― | Bluetooth 5.4 |
| 重要発言 | 録音後に確認 | 録音中にワンタッチでマーク |
| 本体サイズ | ― | 77.2×56×3.9mm |
単純なスペックアップというより、「録音前の設定」と「録音後のデータ整理」という2つの作業を減らしたことが、Memo Proの進化点と言える。
毎月600分の文字起こしが使える「Nottaハードウェアプラン」
Notta Memo ProをNottaアカウントへ接続すると、対象ユーザーには「Nottaハードウェアプラン」が付与される。
同プランでは、毎月600分=10時間分の文字起こし枠を利用できる。ハードウェアプラン自体は自動課金される有料サブスクリプションではなく、対象デバイスをアカウントへ接続することで利用できるプランだ。
会議やインタビューなどを定期的に録音するユーザーにとって、本体価格だけでなく、購入後に利用できる文字起こし枠もチェックしておきたいポイントとなる。
価格は29,700円。10月13日正式発売
Notta Memo Proの価格は29,700円(税込)。
本日2026年9月28日からNotta公式ECストアで予約受付がスタートし、正式発売日は10月13日となる。
発売日以降は、
- Notta公式ECストア
- Amazon
- 楽天市場
で販売予定。
また、本日9月28日から12月27日まで、二子玉川 蔦屋家電1階の「蔦屋家電+」で先行展示も行われる。正式発売前に実機を確認することが可能だ。
「録音する道具」から「会話を仕事につなげる端末」へ
AIボイスレコーダー市場では、録音した音声を文字起こしし、AIで要約すること自体は珍しくなくなってきた。
その中でNotta Memo Proが狙うのは、録音そのものではなく、その前後に発生する作業まで減らすことだ。
電話か対面かを自動判別し、会話を録音する。オフィスへ戻ればWi-Fi経由で自動同期され、AIが文字起こしや情報整理を行う。重要な発言は録音時にマークでき、その記録をNotta Brainで資料や次のアクションへつなげられる。
「録って終わり」だったボイスレコーダーから、会話をそのまま業務フローへ組み込むAIデバイスへ。
Notta Memo Proは、AIレコーダーの役割が「記録」から「活用」へ移りつつあることを象徴する製品のひとつとなりそうだ。
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