DJIは2021年4月15日（木）22時から、YouTube上で新製品の発表を行いました。
その動画の中で、新型ドローンとなる「DJI Air 2S」が発表されました。
今回新たに発表された新型ドローンは、すでに発売されているMavic Air2のマイナーチェンジ版に位置するモデル。
機体の名称も「Mavic Air2 S」ではなく「DJI Air2」となっている部分もポイント。
最大飛行時間は31分と、従来のMavic Air2の34分よりも若干短くなっています。
ちなみに、バッテリーの容量はMavic Air2と変わらない3500mAh。
1インチのCMOSセンサーを搭載！
「DJI Air2 S」のカメラには、1インチのCMOSセンサーを搭載され、画角は35mm判換算で22mmという広角レンズとなっている。F値は2.8の固定となっており、従来のMavic Air2と同じようにF値は変更することができない仕様となっている。
また、動画撮影は最大で5.4K/30fpsでの記録に対応。
4Kでは最大60fpsでの撮影に対応し、カラーモードはMavic Airシリーズでは初となる「10ビットDlog-M」での撮影に対応！10ビットで撮影することにより、10億色で記録することができるため撮影後のカラーグレーディングなどの編集時には、画質の破綻が起きにくくより自由度の高い動画編集ができるようになっている。
一方の写真機能では、12/6ストップのダイナミックレンジで色鮮やかな写真を撮影することができる。
もちろん、写真はRAWでの記録にも対応している。
OS3システムで最大8kmの伝送に対応！
「DJI Air2」ではOS3という伝送システムが採用され、4つのアンテナを使うことで最大伝送距離が12km（日本では8kmまで）となっており、従来モデルに比べて電波の安定感が向上。
さらに高度操縦支援システム (APAS 4.0)を新たに採用しており、「DJI Air 2S」の機体には上方／下方／前方／後方の4つのセンサーがあり、複雑な環境や高速飛行中でも障害物を自動で回避してくれる。
持ち運びがラクなコンパクト設計
「DJI Air 2S」は、従来モデルと同じように折り畳んだ状態で持ち運ぶことができます。
折り畳んだ状態のサイズは180×97×77 mm（長さ×幅×高さ）となっており、500mlのペットボトルとほぼ同じ大きさ。
また、飛行前には機体を展開させることで、飛行することができます。
展開時のサイズは183×253×77 mm（長さ×幅×高さ）となっています。
DJI Air 2S
価格：119,900
（※価格は記事執筆時点のものです）
