【開封レビュー】32bit float対応!TASCAM「Portacapture X8」(開封編) | RE EARTH TV / リアスティーヴィー

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RE EARTH TV編集部です。
本日は、新しい音声収録機材を導入しましたのでさっそく開封してご紹介したいと思います!

記事が長くなりそうなので、開封編と設定編に分けてお届けします。
設定編はこちらからご覧いただけます。

この1つで全部入り「Portacapture X8」

今回ご紹介するのは、TASCAMというメーカーの「Portacapture X8」というリニアPCM レコーダー。
リニアPCM レコーダーという機材は、簡単に説明すると音声を収録することができる録音機材です。

「Portacapture X8」はタッチパネル画面による直感的な操作感に加えて、32bit float録音に対応した次世代のハンドヘルドレコーダー。

32bit float録音に対応しているレコーダーは他社からも発売されているのですが、TASCAMの「Portacapture X8」は…

・大きな画面で設定などがひと目で確認しやすく、録音ミスを減らすことができる。
・付属のコンデンサーマイクは音質がとても良く、さらに2方向に向きを変えることができる。
・4系統のファントム電源に対応したXLR/TRSコンボジャックがついている。
・バッテリー式ではなく電池式(単3電池×4本使用)
・落下防止のストラップなどを取り付けられる部分がある。

「こういう機能が欲しかった!」「このサイズで全部盛りは最強!」ということで、映像制作の現場で大いに活躍しそうなレコーダー。
(このサイズ感でこんなに高機能なレコーダーはTASCAMの「Portacapture X8」だけですよ…!)

さっそく開封していきます!

箱を開けると、ほぼ隙間がなくぎっしりと入っています!
説明書も入っているようです。

箱から取り出すと、梱包材は段ボールがベースとなっているようです。
独特な形をしており「Portacapture X8」専用に作られているのかもしれません。

付属品はこんな感じ

まずは「Portacapture X8」本体。

付属のラージダイアフラムコンデンサーマイク
このマイクを「Portacapture X8」本体へネジ込み式で装着し、左右を付け換えることでTrue X-Y方式、A-B方式に切り替えての録音が可能になっています。

単3電池が4本付属しているので、買ったその日にすぐ使うことができます。

これが「Portacapture X8」本体

こちらが「Portacapture X8」の本体になります。
大きい画面はタッチパネルになっており、スマートフォンのように直感的な操作が可能。
下には丸いダイヤル、そして左右には録音停止と開始ボタンがあります。

右側にはUSB Type-C端子があり、フォーマットはUSB2.0 HIGH SPEED マスストレージクラスとなっています。

中央付近には電源とホールド機能を兼ね備えたスライド式のスイッチ
不意の電源オフや操作ミスなどを防ぐために、電源周りはボタンではなくスライド式になっているのは嬉しいです!撮り直しが効かない現場や映像制作の現場では、押しやすいボタン式よりもスライド式の方だと操作ミスが格段に減るため、安心感がありとても嬉しいんです!

そして、ファントム電源に対応したXLR/TRSコンボジャックが2つあり、反対側にもさらに2つ、合計4つのXLR/TRSコンボジャックがついています。
ちなみに向かって右側にあるジャックは、デフォルトだと5番・6番(ch)に割り当てられています。

「Portacapture X8」の上部には灰色の端子がありますが、付属しているラージダイアフラムコンデンサーマイクをこの部分に取り付けることができます。

反対側には、XLR/TRSコンボジャックが2つ。

中央付近にはライン入力用のEXT IN 端子、ライン出力用のLINE OUT 端子があり、いずれの端子もアンバランス接続となっています。

そして3.5mmのステレオミニジャック(ヘッドホン出力用)と音量調整用のダイヤルがあります。

音量調整用のダイヤルは、スライドしていくと0から10までの数字が表れるようになっていて、設定中の音量をひと目で確認できるようになっています。
ちなみに、0に設定すると消音になり、10に設定すると最大音量になります。

「Portacapture X8」の正面、下の部分には録音中に点灯するピーク、RECインジケーターがあります。

この記事が長くなりそうなので開封編と設定編に分けてお届けします。

ここまで記事をお読みいただき、ありがとうございました!
設定編はこちらからご覧いただけます。

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