【レビュー】「SwitchBot CO2センサー」空気の“見える化”で集中力が劇的に変わるかも…

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RE EARTH TV編集部です。
編集作業中に「なんだか集中力が続かない」「頭が重い」。
その“なんとなくの不調”、実は部屋のCO₂濃度が高くなっているサインかもしれません。

SwitchBotの「CO2センサー(温湿度計)」は、空気の状態を数字と色で一目で可視化できるスマートデバイス

長時間の撮影・編集・配信に集中するクリエイターこそ、空気の質を管理することで作業パフォーマンスが劇的に変わります。

例えば——

  • 編集中にCO₂が1000ppmを超えたら“集中力が低下し始める”
  • 湿度が下がれば、喉のコンディションや音声収録の品質に影響する
  • 温度の変化で機材の熱暴走が起きることも

この小さな「SwitchBot CO2センサー」があれば、そんなトラブルを事前に察知・予防
“感覚”に頼らない環境管理で、映像制作や配信のクオリティを底上げしてくれるのです。

デザインはミニマルで、置くだけで空間が整う。
導入コストも手頃で、導入1日目から「買ってよかった」と思えるガジェット

今回は、そんなSwitchBot CO₂センサーを映像クリエイターの視点で徹底レビューします。

開封&ファーストインプレッション

外箱は白を基調としたシンプルなデザイン。
第一印象は、「誰でも使えるスマートガジェット」というわかりやすさ。

対応プラットフォームには Alexa / Google Assistant / Siriショートカット / IFTTT / SmartThings が記載されており、後述するようにSwitchBotハブ(別売り)を組み合わせることで、部屋の換気や空調を自動制御することも可能です。

スリーブ式の箱を開けると、トレーの中に本体と紙類が収められています。
SwitchBot製品らしい丁寧な梱包で、開けた瞬間から清潔感と安心感があります。
取扱説明書は日本語対応で、初めてIoT機器に触れる方でも数分で設置が可能です。

同梱物と各部の名称

セット内容は以下の通り:

  • SwitchBot CO₂センサー本体 ×1
  • USB Type-Cケーブル(約0.9m) ×1
  • 単3電池 ×2(テスト用)
  • 取扱説明書 ×1
  • サポートカード ×1

ケーブル・電池の両方で運用できるのは、設置場所の自由度を高める大きなポイント。
電源が取りづらい撮影ブースでも、乾電池だけで長期間駆動するのが魅力です。

説明書には、本体の構造が丁寧に記載されています。
上部ボタン、背面の壁掛け穴、CO₂センサー、温湿度センサー、スタンド、Type-Cポートなど、すべての位置が一目で分かるような図解つき。
実際に手に取らなくても理解できるUI設計が秀逸です。

付属のケーブルはしなやかで取り回しやすく、デスク上でも配線が乱れません。
SwitchBot製品らしい実用性とシンプルさの両立が感じられます。

デザインと質感チェック

初期状態では、ディスプレイに保護フィルムが貼られています。
フィルムには「緑・黄・赤」のカラーバーが印刷されており、CO₂濃度に応じて表示が変化することを示しています。

この“色で知らせるUI”は非常に直感的。
作業に没頭していても、画面端の赤ラインが視界に入るだけで換気のサインに気づけるのが本製品の真骨頂です。

側面には通気用のスリット。
センサー感度を保ちながら、埃の侵入を防ぐ設計になっています。

撮影スタジオなど換気頻度の高い環境でも、部屋のCO₂変化をほぼリアルタイムで反映

背面には大きなスタンドと壁掛け穴を搭載。
角度のついたスタンドは安定感があり、卓上設置でも倒れにくい構造です。

また、モニター下やミキサー横に置いても反射しづらいマット仕上げが嬉しいところ。
“ガジェット”というより、インテリアに馴染む計測器といった印象です。

背面スタンドにはケーブルを逃すためのスリットがあり、USB給電運用でもスッキリ。
細部まで作り込まれたデザインで、映像現場の美意識にも耐えうる完成度です。

バッテリー室と給電まわり

背面のカバーを開くと、電池ボックスとType-Cポートがあります。
内部にはトレー状のスペースがあり、ケーブルやを収納しておける小さな“遊び心”が効いています。
SwitchBot製品全般に言えることですが、見えない部分の造り込みが非常に丁寧です。

単3電池2本で駆動します。

電池での駆動時は省電力モードで動作し、約30分ごとの定期的な測定で数ヶ月単位の稼働が可能です。
電池だけで使えるため、台や棚の上など配線できない場所にも設置することができます。

セットアップは驚くほど簡単!

  1. 電池を入れる or USB-Cケーブルで電源を投入
  2. 天面のボタンを長押しして初期設定
  3. スマートフォンの「SwitchBotアプリ」で登録

アプリでは、CO₂・温度・湿度の履歴グラフを確認でき、数日単位で環境の変化を分析できます。
また、SwitchBotハブ(別売り)と連携することで、
「CO₂が1000ppmを超えたらエアコンをON」
「湿度が40%を下回ったら加湿器をON」

といった自動化シナリオを構築することができます。

これにより、“空気管理の自動運転”が実現!
スタジオ・オフィス・自宅など、どこでも一定の快適空間をキープできます。

実際の表示画面がこちら。

 「SwitchBot CO₂センサー」の魅力は、なんといっても表示UIの完成度です。
中央の大きな数値はCO₂濃度(ppm)。
上部にカラーバー(緑・黄・赤)、下部に温湿度バー(DRY〜COMFORT〜WET)が表示され、空気の状態を一目で判断可能

撮影した際の環境ではCO₂濃度が594ppm、温度17.1℃、湿度57%。
数字が大きく、視認性が抜群です。
時計・日付表示もあり、スタジオの“環境モニター兼時計”としても便利です。

まとめ:作業効率を支える“空気の相棒”

編集も撮影も配信も、すべては“空気”が土台。
「SwitchBot CO₂センサー」は、環境の変化を数字で可視化し、判断を自動化する

たった一台置くだけで、
「疲れてから換気する」から
「疲れる前に換気する」へ。

作業効率・集中力・機材寿命、すべてを守るスマートなデバイス。
それが「SwitchBot CO2センサー」です。

「“なんとなく疲れる”を、数字で見えるようにする。」
これは照明や音響と同じくらい、“映像制作の新しい基本装備”だと感じます。
作業効率、体調、クオリティ…その全てを支える“空気”を、今こそ整えてみませんか?

私がこの記事を書いたよ!

RE EARTH TV編集部

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