【産直×カフェ】新しいスタイルの飲食店「PENCO Cafe & MARKET」に行ってみた！ | RE EARTH TV / リアスティーヴィー

岩手県宮古市大通に「PENCO Cafe & MARKET」という飲食店がオープンしたと聞き、一体どんなお店になっているのか気になったのでさっそく行ってきました！

お店は先週オープンしたばかり

大通り１丁目の交差点付近に店舗がある。
外観はアメリカンスタイルのような雰囲気で、交差点の角にあるのですぐに見つけることができる。

新しいスタイルの「産直×カフェ」

お店に入ると、その外観からは想像できないほどの空間が広がる。
海外のスーパーを連想させるような店内で、採れたての新鮮な野菜がたくさん並んでいるのだ。
これは一体どういうことなのか、「PENCO Cafe & MARKET」のオーナーに聞いてみた。

(PENKO 代表・伊藤 明日香さん)

（伊藤さん）「産直」のイメージを壊したかったんです。
田舎の産直って、無人の直売所みたいな場所に野菜だけ置いてあるところが多いんですよ。本当に「売っているだけ」のような感じに見えてしまって、何もコミュニケーションが生まれないんですよね。

（伊藤さん）ここでは野菜をA級品からC級品の３つのランクに分けて売っています。「A級品」はスーパーや市場に並んでいるような野菜が多いのですが、傷などがある「C級品」でも味は美味しい野菜が多いんです。
スーパーや市場に並ぶ野菜は、収穫してから実際にお店に並ぶまでに時間が経ってしまっている野菜も一部あったりします。そうすると、お客様は鮮度が落ちている野菜を買ってしまうことになるんですよ。
きっと生産者の方も「美味しい野菜を食べて欲しい」と思っていると考えた結果、「産直」を扱いたいと思いました。

（伊藤さん）ここでは、スーパーに卸しているような農家さんや家庭菜園の方まで、幅広い生産者さんの野菜を取り揃えています。同じ野菜でも農家さんによって味が違うので、面白いですよ〜！

（伊藤さん）「ジャンボ ニンニク」などの面白い野菜も売っているので、見るだけでも楽しいですよ。「産直」だとその日に採れたばかりの野菜を並べることができるんですよ。

店内にはスーパーで見かけるようなカゴも用意されており、野菜をたくさん買いたい方でも、しっかりと野菜を選びながらお買い物をすることができそう。

落ち着くことができるカフェコーナー

「PENCO Cafe & MARKET」の店舗内には、先ほど紹介した産直部分とカフェが併設されている。カフェ部分は（末広町から）移転前のPENCOをご存知の方であれば、雰囲気は同じでメニューもほとんど引き継がれている。
ちなみに、お酒は提供されていないようです。

席数はカウンター席とテーブル席、合わせて25席前後となっている。

こちらはメニュー表。
人気メニューはハンバーガーやロコモコなど、実際に注文するとその見た目とボリュームに驚くだろう。
ハンバーガーには、希少性の高いA5ランクの肉を使用しており、脂の質や香りも高いという。

「TEA（ティー）」メニューも充実しており、「シチリアレモンティー」の他にも「ダージリン」「はちみつレモンルイボスティー」など紅茶好きにもたまらない豊富なメニューとなっている。

こちらは「デザートメニュー」
「バニラアイス」はもちろんのこと「自家製ブラマンジェ」などの自家製デザートも。なかでも「そばジェラート」は岩手県内でも珍しく、一度は食べて欲しい商品とのこと。

テイクアウト（持ち帰り）にも対応！

カフェで提供している商品は「テイクアウト（持ち帰り）」にも対応しており、お薦めの「クアトロフォルマッジ」という４種類のチーズを使用したピザを作っていただいた。ちなみにピザは「S・M・L」３種類のサイズから選ぶことができます！（画像のピザはMサイズ）

ピザをテイクアウトする場合、ピザ用の箱に入れてくれます！
ピザはすべて注文を受けてから、１枚１枚調理して焼いて提供されるためテイクアウトの場合でも自宅で美味しいピザを楽しむことができます。

一口食べてみると、チーズの濃厚な味わいとハチミツの香りがたまらない！
ハチミツが上からかけてあり、ハチミツの程よい甘さが４種類のチーズの風味をより一層引き立てていて、とても美味しい。
きっと、チーズ好きにはたまらない味だろう。

生地については、厳選した素材を県外から取り寄せてピザを作っているという。
ピザの耳の部分は香ばしく、生地本来の味が伝わってくる。
その美味しさからも、こだわりが伝わってきます！

「PENCO Cafe & MARKET」
【営業時間】10時〜19時
【定休日】月曜日

住所：岩手県宮古市大通１丁目１−２９
電話：0193-65-8822