- 2024年11月5日
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2020年6月11日、Photoshopなどのソフトウェアで有名なAdobeから「Photoshop Camera」というスマートフォン向けアプリがリリースされました。
「Photoshop Camera」は無料アプリにも関わらず、AIを活用したリアルタイム画像処理を行い、誰でも簡単に幻想的な写真を撮影することができるという。
どんな写真が撮れるのか、実際に使ってみてレビューしていきたいと思います!
編集部では、iPad Pro 12.9 (2020年モデル)を使って検証を行った。
App Storeで「Photoshop Camera」と検索すると、上の画像の通りのアイコンが出てくるのでアプリをインストールする。
iPad Pro 12.9では、Wi-Fi環境下でインストールにかかった時間は30秒ほど。
アプリを開くと、まず最初にログイン画面が表示される。
ログインを行わないと先に進めないため、Adobe IDの新規登録を行うかFacebookやGoogleなどの各サービスでのログインが可能。
ログインが成功すると、さっそく「Photoshop Camera」内でカメラが起動する。右上のアイコンからインカメラ・アウトカメラの切り替えが可能となっており、画面下では様々なフィルターのような効果を選ぶことができる。
まずは「ポップアート」。
全体的にオレンジの渦巻きが表示され、一部分が水色のような色に変わる。フィルターが独特の世界観で、どこで使うかは難しいかも。
こちらは「スペクトル」
写真全体が白飛びしたような感じで、このフィルターも使い所がよく分からない。
「Billie Eilish Blohsh」フィルター
世界で大注目の女性アーティスト「ビリー・アイリッシュ」とAdobeがコラボして開発されたフィルター。もう、世界観がヤバイ…
「アートフル」フィルター
油彩(油画)のような効果になるフィルター。
何気ない写真もアート風に見せることができるので、このフィルターは使いやすいかも!
「食品」フィルター
iPad Proのカメラで撮影しているのだが、この「食品」フィルターを使うと彩度が上がり、色が少し濃くなる印象。
ご飯やスイーツを撮る際には、このフィルターで撮影するだけで誰でも美味しそうな写真を撮ることができる。積極的に使いたいフィルターだ。
「風景」フィルター
先ほどの料理フィルターと比べると、彩度は低めで色の濃さも若干薄くなる。
画面右下あたりの茂みの部分に注目してほしいが、実際の色に近く、風景フィルターを使っているにも関わらず、自然な発色でiPad Proの標準カメラに近い色味となる。
「ブルースカイ」フィルター
空の部分に、青空と雲がイイ感じに自動で追加されました!
画面中央部の窓がある場所を見てほしいが、窓枠の一部にAI処理で追加された青空が重なってしまい、窓枠が消えてしまっている。
空の色と建物などの色が近いと、どうしてもAI処理の精度が落ちてしまうようだ。
「空想」フィルター
なんか…すごいことになりました。
「合成した」感じが否めませんが、実際に一眼レフカメラなどで星を綺麗に撮影するのはテクニックが必要ですが、このような幻想的な写真を簡単に撮ることができるのは嬉しいですね!